EVに賭けたローム、「高収益」復活前の苦しみ
ロームの業績が急減速している。2025年3月期の連結最終損益は60億円の赤字(前期は539億円の黒字)となり、13年3月期以来、12年ぶりの赤字に転落する見通しだ。かつて、家電向け半導体で独自の事業モデルを確立し、高収益を謳歌したローム。電気自動車(EV)向けのパワー半導体で復活を期したが、世界的なEV需要減速に直面している。
「先行投資のフェーズから、需要見合いの投資に変えていく」。松本功社長...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。