京都の日本語教室、来日直後に集中講座 4週で90授業
データで読む地域再生 関西
関西の自治体が外国人向けの日本語教室を拡充している。同教室がない「空白地域」が軒並み減っており、兵庫県ではすべての自治体に教室が置かれている。理解度を高めるため授業回数を増やしたり、来日間もない子どもに集中指導する教室を設けたりして、多文化共生を推進している。
文部科学省の調査によると、2023年度に市町村などの空白地域の割合は全地域に日本語教室がある兵庫県に続いて大阪府が7%と低く
「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。