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渡辺恒雄氏が死去 読売新聞グループ本社主筆、98歳

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日本の新聞界を代表する重鎮として知られる読売新聞グループ本社主筆の渡辺恒雄(わたなべ・つねお)氏が12月19日午前2時、肺炎のため東京都内の病院で死去した。98歳だった。お別れの会を行うが日取りなどは未定。喪主は長男、睦氏。

1950年、読売新聞社に入社。ワシントン支局長、政治部長、論説委員長などを歴任し、91年に同社社長、2002年に読売新聞グループ本社社長、04年に会長に就いた。

1999年から4年間にわたり日本新聞協会会長。「ナベツネ」のニックネームで知られ、政財界に幅広い人脈を築いた。中曽根康弘氏をはじめ安倍晋三氏、岸田文雄氏ら歴代首相とも親交が深く、強い影響力を持った。2016年に会長を退いた後も代表権を持ったまま主筆を務めた。

1996年からプロ野球巨人のオーナー。2004年に辞任したが、翌年に球団会長に復帰し、14年から16年まで最高顧問に就いた。1991年から2005年まで大相撲の横綱審議委員会委員、01年から2年間は横審委員長を務めるなどスポーツ界にも大きな発言力を持ち続けた。

08年11月、新聞業界や報道文化の発展に尽力した功績で旭日大綬章を受章した。著書に「派閥」「ホワイトハウスの内幕」「ポピュリズム批判」「君命も受けざる所あり」などがある。

06年12月、日本経済新聞に「私の履歴書」を連載した。

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