京浜急行、バス営業所を売却 4~6月期に特別利益65億円
京浜急行電鉄は30日、子会社の京浜急行バス(横浜市)の営業所を売却すると発表した。2022年4~6月期に約65億円の固定資産売却益を特別利益として計上する見込み。新型コロナウイルスの影響で鉄道、バスともに利用が落ち込むなか資産売却により財務体質を強化する。
売却するのは「京浜急行バス京浜島営業所」(東京・大田)で、車庫や自動車整備工場などがある。3月30日に売買契約を締結し、6月下旬に引き渡す予定だ。売却によって新たに営業所を設けるか、機能を他の営業所に分散させるかなどの対応は今後決める。譲渡価格や譲渡先は明らかにしていない。