三井物産や三菱商事、「虎の子」も売却 投資効率を優先
資産売却が総合商社の新たな「金脈」になっている。2024年3月期で大手5社の合計売却額は1兆7610億円と過去2番目の高水準となった。三菱商事と三井物産は過去最高額を記録した。好業績を背景に優良資産が増加。中期的な利益の上振れが見込めれば売却し、より投資効率の良い資産や株主還元の原資にする戦略が鮮明になってきた。
三井物産は1日、26年3月期までの3年間の中期経営計画における資産売却額を1兆24...
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