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米利下げ1カ月、リスク選好鮮明 世界株の時価総額最大
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米連邦準備理事会(FRB)が4年半ぶりの利下げに踏み切ってから1カ月が経過した。投資家はより高いリターンを求めて資金を債券からリスク資産に移しており、世界の株式時価総額は過去最大規模になった。金融緩和と強い米景気の併存が追い風だ。余剰マネーの過度な収益追求によって、金融市場はバブル発生の一歩手前の状況との指摘もある。
主要資産の騰落率をみると、投資家のリスク選好姿勢が鮮明だ。FRBが9月18日に...