根強い円安、日銀「減額計画」先送りが拍車 一時158円台
荒川信一
14日の東京外国為替市場で円が対ドルで急落し、5月2日の「為替介入」観測後の安値水準をつけた。日銀は14日開いた金融政策決定会合で長期国債の買い入れを減額する方針を決めたが、市場が想定していた減額の具体策の公表は先送りとなった。引き締めに消極的な「ハト派」の内容との受け止めから円売りが膨らんだ。もっとも記者会見後は円が買い戻される場面もあった。
「日銀の動きが鈍いと捉えられ、円相場の方向性を変え...
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