欧米産輸入肉が逼迫、国内卸値が高騰 調達先開拓も困難
外食や食品メーカーなどで用いられる輸入食肉の卸値が一段と上昇した。現地価格の上昇に円安も重なって、牛丼などに使う牛肉は1年間で6割高、ハムの原料になる豚肉も1割高となった。日本の輸入商社などは為替動向の影響を抑えられるエリアで新たな調達先を探るものの、供給できる国は限られ、値上がり基調に歯止めがかからない。
牛丼チェーンが多く使う米国産牛肉(バラ肉)の卸値は現在、1キロ1350〜1450円になっ...
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