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日銀、保有REITで「評価損」の危機
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日銀が買い入れてきた上場不動産投資信託(J-REIT)に評価損が生じる瀬戸際だったことが分かった。日本経済研究センターの左三川郁子首席研究員らが個別銘柄の保有状況を推計することで、明らかになった。
日銀が年2回公表する財務諸表では3月末時点で取得価格(簿価)6561億円に対し時価評価は7387億円と評価益を確保した。だがREITの総合的な値動きを示す東証REIT指数は3月半ばに2020年後半以来...