太陽光パネル、迫る大量廃棄 再生エネ「2035年問題」
Inside Out
太陽光パネルの大量廃棄時代が近づいている。東日本大震災後に急速に普及した反動で2035年前後に一斉に耐用年数を迎える。政府はパネルのリサイクル義務化の検討を始めたものの、不法投棄を防ぎ、廃棄後も発電事業を続けてもらう対策は手探りだ。「作ったものはいずれ捨てる」という当たり前への備えを先送りしたツケが回っている。
「パネルメーカーは作って売るのが第一で、廃棄処理のことを考えていない」。太陽光パネル...
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現代の日本、世界が直面する構造問題の根っこに一体なにがあるのか。未来志向の「解」を求めて、記者が舞台裏や歴史を徹底的に探ります。
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