少数政党、そろって議席獲得 れいわ・N党・社民など
参院選(10日投開票)で少数政党の議席獲得が相次いだ。れいわ新選組が3議席、NHK党、社民党、政治団体の参政党がそれぞれ1議席を得た。
れいわは比例代表で2議席を獲得した。政党が優先的に当選者を決められる「特定枠」に充てた大学研究員の天畠大輔氏と、タレントの水道橋博士氏が当選した。山本太郎代表は東京選挙区で当選した。れいわは消費税廃止などを訴えた。
N党は比例で1議席をとり、ユーチューバーとして活動するガーシー氏が当選した。N党は各地の選挙区に候補を擁立して比例票を掘り起こし、全国での得票率が2%を超えた。
社民党は比例で1議席を確保し、福島瑞穂党首が当選した。得票率は2%を上回り、公職選挙法上の政党要件を維持する見通しとなった。
参政党は初めてとなる1議席を得て、元大阪府吹田市議の神谷宗幣氏が当選した。政党要件を満たす見込みだ。
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