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東工大、伸縮自在の電極開発 筋肉の動きを長時間測定
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東京工業大学の藤枝俊宣准教授らは、みかんを入れるネットのように伸びる電極を開発した。薄くて柔らかく、接着材を使わずに皮膚に貼り付けられる。従来の生体電極に比べて長い時間装着でき、健康管理や運動選手のパフォーマンスの測定をするヘルスケア製品の開発につながる。
藤枝准教授らは皮膚の表面に貼り付けて、筋肉が収縮するときに発生する信号の変化を測定する電極を開発した。電気を通す微小な炭素素材のカーボンナノ...