COPで注目「調理の脱炭素」、航空機・船1年分のCO2減
【バクー=松添亮甫】第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)で、脱炭素に向けた「調理」の問題が注目されている。世界人口の約3分の1である約23億の人が森林を伐採して得た木炭などを燃やし、じか火を用いる調理をしている。電力インフラなどの整備で船と航空機1年分の温暖化ガスを減らせる可能性がある。英国が7400万ポンド(約145億円)の支援を表明するなど対策が動き始めている。
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世界の温暖化対策を議論する第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)が11月11~22日にアゼルバイジャンのバクーで開かれます。直前に実施される米大統領選挙の結果も脱炭素の機運に大きく影響します。最新のニュースと解説をお届けします。