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鯨はなぜ食卓に並ばない? 商業捕鯨再開から5年

消費はピークの100分の1 捕獲枠と消費喚起がカギ

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国際捕鯨委員会(IWC)を脱退して商業捕鯨を再開して今夏で5年が過ぎた。鯨肉が安くなり食卓に並ぶと期待する消費者が少なからずいた。鯨肉は栄養価が高く様々な料理に合う便利な食材だからだ。ところが、流通する鯨肉は調査捕鯨時代よりも減った。いったい日本政府やクジラ業界は何を守りたかったのか。消費者目線で探った。

国産ナガスクジラ登場

9月下旬、ナガスクジラが食べられると聞いて、東京・御徒町駅前のスーパー...

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