朝夕刊の購読料改定のお願い 電子版は据え置き
日本経済新聞社は7月1日から日本経済新聞「朝刊・夕刊」の月ぎめ購読料を現在の4900円から5500円(消費税込み)に改定いたします。「朝刊のみ」をご購読される場合は4800円という料金プランを設けます。
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昨年来の歴史的なインフレにより新聞用紙などの原材料から製作委託費、お客様にお届けする配送の人件費や燃料費まで様々なコストが高騰し、販売網を守り戸別配達を維持する難しさが増しています。
全社を挙げて経費削減や事業の再構築に取り組んでいますが、言論報道機関の使命を果たし続けていくためには、読者の皆様に購読料の改定をお願いせざるを得ないと判断いたしました。
購読料の改定は2017年11月以来、5年8カ月ぶりとなります。その間も日経はデータやビジュアルの技術を駆使した新しいジャーナリズムに挑戦し続け、質の高いコンテンツを提供するための人材育成にも力を入れてまいりました。混迷する世界の動向を的確に伝えるため海外拠点を拡充し、複数のアジア経済メディアと提携するなど、グローバル報道強化への投資を続けています。
今後はこれまで以上に企業努力を積み重ね、日経が世界で最も信頼されるメディアとなるよう不断の紙面強化をお約束いたします。
6月18日からは紙面改革を実施して読み応えあるコンテンツを増やします。気候変動への対応など科学技術の重みが増すなかで、「サイエンス・フロンティア」面を新設し、先端研究に挑む科学者らの頭脳に迫ります。
「女性」面はテーマを広げて「ダイバーシティ」面にリニューアルします。強くしなやかな社会と組織を育むには多様性が欠かせないとの視点に立ち、関連する報道をリードします。
1面連載では米中の覇権争いとそのはざまで存在感を増すグローバルサウスなど、多極化する世界の実相を描く企画も立ち上げます。
なお、日経電子版の月ぎめ購読料は4277円に据え置きながら、映像コンテンツの充実やニュースの強化に努めます。「朝刊・夕刊+電子版」のセット料金は6500円、「朝刊のみ+電子版」のセット料金は5800円となります。一部売りは朝刊が200円(現行180円)、夕刊が100円(現行70円)に改定いたします。
引き続きご購読くださいますよう、お願いいたします。
(https://www.nikkei.com/topic/20230609.html)
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(https://www.nikkei4946.com/2023/hajitsuzu/)