AIが抑える原油価格 生産効率化、中東も熱視線
編集委員 久門武史
原油先物の上値が重い。需要が中国の景気減速で鈍るとの警戒感が主因だ。供給側で生産効率が上がり、価格を抑えている点も見逃せない。効率化に一役買うのが、人工知能(AI)だ。AIの普及は莫大な電力を食う一方、エネルギー生産のコストを下げるのに役立つ。
世界最大の産油国の米国は、今年の原油生産量が日量1325万バレルと過去最高を更新する見通しだ。石油掘削装置(リグ)数は2022年の終わりをピークに右肩下...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。
世界のマーケットを俯瞰しながら、最先端のトピックやテーマをベテラン記者が独自の視点で取材・分析するコラムです。市場の動きを通じて世界経済の今をお伝えします。
関連企業・業界