JAL・ANA32機運航停止 米旅客機部品落下で国交省指示
米西部コロラド州デンバーの空港を離陸した直後のユナイテッド航空ボーイング777のエンジントラブルを受け、国土交通省は21日、安全確保のため同系列のエンジンを搭載する日本航空の13機と全日本空輸の19機を運航停止するよう指示した。
両社は代替機で運航し、22日の欠航は予定していない。日航と全日空は21日、国交省の指示に先立って運航を止めていた。この影響で日航の那覇発羽田行き1便が欠航した。
国交省によると、昨年12月4日にエンジントラブルが発生した那覇発羽田行き日航904便ボーイング777も同型のエンジンを搭載している。これまでに点検強化を指示していたが、追加対策を検討する間、運航停止が必要と判断した。
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