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ロシアを壊す「追憶の戦争」アンドレイ・コレスニコフ氏
ノーバヤ・ガゼータ評論員
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ロシアのプーチン大統領は四半世紀にわたって権力を握り、ウクライナ侵略戦争を始めた。自らを中心に、帝国主義的なイデオロギーで国民の統一も図ろうとしている。なぜか。大統領を続け、権力を維持したいからだ。それが結果的に政権安定につながっている。
ロシア国民は元来、政治には無関心だ。多くの人々はウクライナ戦争がなぜ必要かを真剣に考えていない。政権が意図的に流す戦争の宣伝や説明を、総じてそのまま受け入れて...