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憲法改正論議の動き鈍い今国会 緊急事態など条文化カギ

編集委員 清水 真人

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2024年度予算成立後の後半国会で、焦点の一つとなるのが憲法改正論議だ。首相の岸田文雄は9月末までの自民党総裁の任期中に改憲実現を目指すというが、議論の主舞台である衆院憲法審査会の動きは鈍い。日程的には既に厳しい中で、緊急事態対応などを巡る改憲原案の条文化作業に進めるかどうかが当面のカギだ。

立ち上がり遅れた衆院憲法審

「党是である憲法改正について、総裁任期中に実現するとの思いの下、今年は条文案...

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