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空に架かるパイプライン 「水素タウン」へ浪江町の挑戦
科学記者の目 編集委員 滝順一
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水素ガスパイプラインは頭上に――。水素社会の先駆けを目指す福島県浪江町では「柱上パイプライン」で水素を配送するなど、ユニークな実証実験に取り組んでいる。東京のような大需要地とは一味違ったローカルな水素利用を目指す試みだ。今年4月、研究開発と人材育成の新たな拠点となる福島国際研究教育機構(F-REI、エフレイ)も町内に発足した。
浪江町中心部を見下ろす小高い丘の上。レクリエーション施設の「いこいの...