四国の鉱工業生産、9月は2カ月ぶり上昇 判断据え置き
四国経済産業局が21日発表した四国地域の9月の鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み、速報値)は、前月比で7.6%上昇し99.6となった。上昇は2カ月ぶりとなる。台風の影響で生産が落ち込んだ8月から回復した。基調判断は「一進一退」で据え置いた。
指数は全14業種中12業種で前月から上昇した。医薬品などの化学・石油石炭製品工業は13.8%上昇した。集積回路(IC)の需要が増えた電気機械工業も上がった。パルプ・紙・紙加工品工業は4.7%低下した。食料品工業も下がった。