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山梨県、富士登山にタイヤ式トラム案 リニアとの接続も

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山梨県が18日、富士山登山鉄道構想を断念し、ゴムタイヤで走る新交通システム「富士トラム(仮称)」の導入を検討する方針を発表した。将来はリニア中央新幹線の山梨県駅(仮称、甲府市)とも結ぶ構想を描くが、実現可能性は未知数だ。

富士トラム構想は中国の鉄道車両メーカー、中国中車(CRRC)が実用化したシステムを基にする。磁気マーカーや白線で車両を誘導する。鉄路を敷設しないので次世代路面電車(LRT)よりコストを削減できる。道路法ではなく軌道法を適用できるため、観光バスなどの通行を規制できるとしている。

県はまず、富士山のオーバーツーリズム対策のため有料道路「富士スバルライン」に導入し、地域の2次交通として延伸する構想も示した。2034年以降とされるリニア開業時は山梨県駅と富士北麓を結び、リニア駅の乗降者数の増加につなげたいという。

トラムの動力源としては県産のグリーン水素を活用する燃料電池方式を想定する。ただCRRCのシステムについては「カタログ上の仕様ではスバルラインへの導入は可能」(和泉正剛富士山保全・観光エコシステム推進統括官)という段階で、技術検証などはこれからになる。

長崎幸太郎知事は新構想について「(一部関係者から)反対する理由がないとの反応があった。たぶんいけるのではないか」と自信を示した。

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