西武ライオンズ、本拠地で夏祭り ランタンを打ち上げ
プロ野球の埼玉西武ライオンズは13〜14日、本拠地のベルーナドーム(埼玉県所沢市)を一般開放する「ライオンズ夏祭り2024」を開催する。2024年は色とりどりのランタンに願い事を書いて飛ばすイベントを初めて実施する。地域活性化のほか、試合をリアル観戦する機会が少ないライトな野球ファンらに、球場の魅力を知ってもらう狙いもある。
夏祭りは3回目の開催で、会場には無料で入れる。3万人の集客を目指す。全国から約30チームが集まるよさこい踊りのパフォーマンス、来場者も参加できる盆踊り、珍しい種類のカブトムシやクワガタとふれあえる昆虫展(有料)など、夏らしい体験を用意する。
両日のフィナーレには約1000基のLEDランタンを打ち上げ、幻想的な雰囲気を生み出す。ランタンは青や赤など4色で、1基あたり3500円で購入できる。ランタンには約15メートルの糸が付いており、イベントの後は手元に戻して持ち帰ることもできる。
通常はプレミアムシートのチケットを持っている人らだけが利用できる「ライオンズ オーナーズレストラン」などの店舗も、夏祭りの際には入店の制限を設けない。「獅子まんま」として好評な球場グルメの飲食店も約30店が営業するほか、屋台の出店もある。球場内では東北楽天ゴールデンイーグルス戦のパブリックビューイングも実施する。