三重交通GHD、4〜9月の純利益51%増 不動産好調
三重交通グループホールディングス(GHD)が7日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比51%増の40億円だった。上期として過去最高を更新した。不動産事業が好調だったほか、修繕費などの期ずれが発生し営業費用が減った。
売上高にあたる営業収益は17%増の511億円。分譲マンションの引き渡しや前期に取得した賃貸物件が収益に寄与した。記者会見した竹谷賢一社長は「(鈴鹿市の)白子駅前のマンションが当初見込みより早く完売した」と話した。
25年3月期通期の営業収益は前期比4%増の1020億円、純利益は10%増の52億円を見込む。