足寄町の「温泉発電」、経産省が支援
経済産業省は28日、温泉の湯の熱エネルギーを活用する温泉発電の実用化にむけた調査事業を支援すると発表した。道内では足寄町の計画が対象となり、今後の再生可能エネルギーの普及拡大に期待が膨らむ。
事業主体の調査会社、エスエスコンサル(同町)によると計画は町内中心部を対象に、文献などを基に発電に適した温泉開発ができるか調べる。調査結果を踏まえ、実際に掘削するか判断する。
温泉発電はくみ上げた温泉の熱や蒸気を利用し、沸点が低い特殊な液体を気体にしてタービンを回して発電する。