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東南アジアで銀行覇権争い、邦銀を翻弄
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国際金融界がリーマン・ショックの激震に見舞われた2008年秋。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の永易克典社長(当時は三菱東京UFJ銀行頭取)はヘンリー・ポールソン米財務長官(当時)やジョン・マック米モルガン・スタンレー最高経営責任者(同)らウォール街出身の剛腕相手にモルガンとの資本・業務提携を実現した。一歩も引かない強気の交渉で邦銀の歴史で例のない好条件を勝ち取った。その永易氏と三菱U...
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