関電管内の電力使用率95%に 節電要請開始後初めて
気温の上昇に伴い、関西電力によると、13日の電力需要は午後2~3時ごろに約2360万キロワットとなり、供給力に対する使用率は一時95%に達した。東日本大震災の影響で節電要請を始めた2011年夏以来、95%を記録するのは初めて。ただ現在は一部発電所の稼働を停止しており、夏のピーク時計画の2932万キロワットに対しては20%程度の余力があるという。
13日は2465万キロワットの供給力に対し、朝の時点では使用率を最大90%と見込んでいたが、気温上昇とともに冷房などの使用が増え、需要が想定を上回った。昨年は夏本番の節電期間中でも90%を超えたのは4日間だけだった。14日も90%を超える見込みという。
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