政府、フィリピンに調査団派遣 台風被害の支援ニーズ把握
政府は10日、台風30号の直撃を受けたフィリピンで多数の死傷者が出るなど深刻な被害が発生したことを受け、どのような支援が具体的に必要かを把握するため、外務省と国際協力機構(JICA)の職員1人ずつによる調査チームを現地に派遣した。国際緊急援助隊の医療チームも早ければ11日中に出発する方向で調整している。
安倍晋三首相は10日、フィリピンのアキノ大統領にメッセージを伝達。お悔やみとお見舞いの意を表し、必要な支援を実施する用意があることを伝えた。岸田文雄外相もデルロサリオ外相に同様のメッセージを送った。