東電社長、電気料金上げ「燃料増加分8000億円規模」
東京電力の西沢俊夫社長は22日の記者会見で、電気料金の引き上げについて「大口顧客とはまず燃料費の増加分を交渉したい」との意向を示した。2011年度の燃料費の負担増は8300億円との見通しである点に触れ、電気料金の引き上げで得る資金は「8000億円程度と考えている」と語った。「自由化部門」と呼ぶ契約電力が50キロワット以上の顧客向けが「収入比率の6割」であることも明らかにした。
値上げで得られる資金に関し「数字の詰めは今おこなっている」とも付け加え、12年1月に詳細を明らかにするという。〔日経QUICKニュース〕
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