首相、普天間「5月末までに政府間の合意目指す」
鳩山由紀夫首相は11日午後の衆院環境委員会で、米軍普天間基地の移設問題について「5月末までに政府と米国との間で合意を目指したい。そのためには当然、地元の皆様方にもご理解を頂きたい」と述べた。従来は5月末までに米国、移設先自治体、連立与党の3者の合意を得て決着させると繰り返し説明していたが、移設先については「理解を求める」との姿勢に修正した格好だ。
米海兵隊に関しては「抑止力として沖縄に存在しなければならない理由があるか疑問に感じた時期があった。今はその重要性を認識している」と述べた。
移設先に関しては「40数カ所」検討し、「最終的に沖縄の皆さんにも負担頂かなくてはならない」との結論に至ったと説明した。
自民党の中谷元氏への答弁。〔NQN〕