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問われる大阪都構想の「効果」 橋下氏、戦略修正
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大阪府と大阪市を統合再編する「大阪都構想」の効果を巡る議論で、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が軌道修正を迫られている。府市は8月、都構想の実現で生じる効果額を最大年970億円程度と公表したが、当初見込んだ同4000億円には遠く及ばず、都構想反対派からは「都構想の効果額はもっと少ない」との批判も相次ぐ。都構想が最大の争点となった9月末の堺市長選で完敗し、戦略の練り直しを余儀なくされた橋下...