島根県の人口70万人割れ 4月、55年の93万人から25%減
島根県は28日、4月1日時点の推計人口が69万7489人と、70万人を下回ったと発表した。国勢調査で最も人口が多かった1955年の93万人弱に比べ25%減少した。都道府県では鳥取県に次いで全国で2番目に少ない。
3月1日時点より2636人減った。4月は卒業や入学、転勤などによる社会減が多く、減少幅が大きかった。県は2000年ごろから都市部との交流や移住誘致など定住促進政策を進めているが、引き続き人口減に歯止めをかけるための対策が重要課題となる。