華油能源、米ハリバートンと提携 新疆ウイグル自治区で増産
【香港=粟井康夫】香港上場の中国民営石油開発サービス会社、華油能源は米資源開発サービス大手のハリバートンと提携し、新疆ウイグル自治区に共同出資会社を設立した。ハリバートンが持つ岩石の破砕技術など掘削ノウハウを提供し、同地域での石油や天然ガスの生産量を高める狙い。
出資額は3400万ドル(約35億円)で、華油能源が51%、ハリバートンが49%を負担する。 中国は地中の岩盤層に含まれるシェールガスやシェールオイルの開発を促進するため、欧米からの技術導入を進めている。