放り出された5歳園児が骨折 京都の保育園
京都市伏見区の民営認可保育園「春日野園」で、男児(5)が頭を打ち、頭蓋骨を折る重傷を負っていたことが26日、市への取材で分かった。けがをする直前、30代の女性職員が男児を園庭に放り出しており、市は、けがとの因果関係など詳しい状況を調べている。
市によると、13日午前10時~10時40分ごろ、ホールで跳び箱の体操教室中、園児の面倒を見ていた女性職員が、列に並ばず遊んでいた複数の園児を出入り口から園庭に放り出した。この時に男児が物に当たるような「ガチャン」という音がした。
保育士が正午ごろ、ぐったりしている男児を発見。「頭が痛い」と訴えたため午後1時20分ごろ病院に運んだ。頭蓋骨の陥没骨折と診断され手術を受け、入院中という。〔共同〕