桂宮さま、17日に「斂葬の儀」
8日に亡くなられた桂宮さまの本葬に当たる「斂葬(れんそう)の儀」が17日、東京都文京区の豊島岡墓地で営まれる。喪主で父の三笠宮さまをはじめ皇太子ご夫妻ら皇族方や安倍晋三首相ら三権の長、ゆかりの人ら約650人が参列予定。一般拝礼も受け付ける。
慣例に従い参列しない天皇、皇后両陛下は16日午後、桂宮さまのご遺体が安置されている東京・元赤坂の赤坂東邸を訪れ、最後のお別れをされた。
17日はご遺体を乗せた車列が午前9時に赤坂東邸を出発。千代田区三番町の桂宮邸前や皇居前を通り、首都高速経由で午前9時35分に豊島岡墓地に到着する。
午前10時から告別式にあたる「葬場の儀」が行われ、ご遺体は新宿区の落合火葬場で火葬に付される。その後、同墓地に戻り、遺骨を埋葬する「墓所の儀」が行われる。一般拝礼は午前11時40分~午後0時半と、同1時半~同2時半の2回。
赤坂東邸での一般の弔問記帳は16日午後4時で締め切られ、宮内庁によると、10日からの7日間で計3268人が記帳に訪れた。