ウナギ資源管理、来年にも枠組み 日中台など
資源枯渇が深刻になっているウナギの保護や資源管理について話し合う政府関係者らによる非公式の国際会議が6日、福岡市内で開かれた。日本や中国などの養殖業者や流通業者を含めた国際的な資源管理の枠組みを2014年中にも立ち上げることで合意した。来年2月の会議で具体的な活動や施策を協議する。
日本への輸出が多い中国、台湾のほか、日本で主に食べられるニホンウナギが生息する韓国、フィリピンも参加した。
資源管理に向けた枠組みの設立に加え、品種ごとの養殖、輸出状況のデータなどの情報共有も進め、ニホンウナギ以外の保護政策にも役立てる。