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日産・ルノー、設計・調達を一体化 コスト3割減
小型300万台に共通部品
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日産自動車と資本提携先の仏ルノーは主力の小型車で設計・調達を一体化する。年産300万台規模の部品共通化を進め、開発コストを3割削減する。新興国の台頭で多極化が進む世界の自動車市場で、規模で上回るトヨタ自動車や独フォルクスワーゲン(VW)に対抗するための戦略。完成車大手の部品共通化が広がれば、素材や部品を含む自動車産業の構造を変える可能性がある。
2015年に発売する予定の次期「マーチ」と、ルノー...