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スズキが燃料電池スクーター まず12年に欧州でリース

走行距離、ガソリン車並みに

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スズキは9日、燃料電池スクーターを2012年から欧州などでリース販売すると発表した。既存の中型スクーターをベースに、英ベンチャーと共同開発した空冷式の燃料電池システムを搭載。水素の化学反応で発電しモーターを回す。1回の燃料補給で連続して走れる距離は350キロメートルでガソリン車並みに長い。15年に欧州や日本での一般販売を目指す。

燃料電池スクーターを発表するスズキの鈴木修会長兼社長(9日)

燃料電池スクーターを発表するスズキの鈴木修会長兼社長(9日)

燃料電池ベンチャーの英インテリジェント・エナジー社と共同開発したスクーターが、このほど欧州連合(EU)の全加盟国で販売が可能となる「欧州統一型式認証(WVTA)」を取得した。取得は世界で初めて。

車両後方の燃料電池に足もとの水素タンクから水素を供給して発電し、後輪に組み込んだモーターで走る。スズキは座席下に小型リチウムイオン電池を積むことで発電量を安定させ、ガソリン車並みの航続距離を実現した。最高時速は63キロメートル。

今後、ドイツやオランダなど水素補給インフラの整備が進む地域を中心にリース販売する。一般発売時の価格はベース車(4000ユーロ)の2倍以内を目指す。

同日、都内で会見したスズキの鈴木修社長は「すぐに量産するのは難しいが、社会のニーズに応じて環境対応車を開発したい」と述べた。

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