YKK、定年65歳に延長 再雇用制度を廃止
YKKグループは61歳以上の再雇用制度を廃止して65歳までの定年制に変更する。現在は60歳までの定年制を敷いているが2014年3月期から26年3月期にかけて段階的に移行する。政府が年金の支給開始年齢を引き上げる方針を掲げているため定年延長で無年金の期間を回避する狙いだ。
対象人数などの工程表は今後詰める。定年延長により61歳以上の従業員が増えることを想定、年功序列ではなく能力を重視した人事評価や給与制度も確立する。将来的には定年制を廃止することも検討している。