この記事は会員限定記事です
新興国が通貨安に苦慮、マネー流出 物価高の恐れ
[会員限定記事]
【ムンバイ=堀田隆文、ジャカルタ=渡辺禎央】新興国からの資金流出が止まらず、今週に入ってインドの通貨ルピーやトルコのリラが相次いで最安値を更新した。輸入超過の経常赤字国にとって、通貨安は物価上昇を通じて国内景気を悪化させる恐れがある。インド準備銀行(中央銀行)は銀行取引に規制を導入するなど、通貨安への対策に動き始めた。
インドの通貨ルピーは8日の外国為替市場で一時1ドル=61.21ルピーに下落し...