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MWC上海で「株」上げたドコモ 聴衆が絶賛のワケ
ジャーナリスト 石川 温
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15日から中国・上海で開催されている携帯電話の見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)上海」で、日本のNTTドコモが存在感を示した。初日の基調講演に登壇した加藤薫社長がコンテンツビジネスや他社との協業についての取り組みを説明。その内容が、スマートフォン(スマホ)に代わる次の柱を探し始めた携帯電話事業者(キャリア)各社の心に刺さり好評を博して「株」を上げた格好だ。スマホの世界で当たり前となっている「土管化」を拒否し、次々と打開策を模索してきた課題先進国の日本に、ようやく世界が追いついてきた。...
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