JR「踊り子」にリメーク車両 20年春ごろから置き換え
JR東日本横浜支社は東京と伊豆方面を結ぶ特急「踊り子」の車両をリニューアルした他線の車両に置き換える。特急「あずさ」などで利用されていたE257系の車体や内装をリメークして活用する。導入から約40年たつ現在の185系から世代交代を図る。2020年春ごろから順次運用を始める。
13編成(各9両)と4編成(各5両)の計137両を置き換える。もともとE257系の車体は白を基調としていたが、伊豆の空や海をイメージして青色を盛り込んだ車体に変えた。座席にはコンセントを設けたほか、訪日外国人を意識して荷物置き場を新設するなど、内装も大きく変えた。
一部車両にはフリースペースやバリアフリー対応のトイレがある。広川隆支社長は「(乗り心地が)かなり良くなると思う。利用促進につながれば」と期待を示した。