JR四国、運行本数16本減 19年3月ダイヤ改正で
JR四国は14日、2019年3月16日のダイヤ改正で、運行本数を16本減らすと発表した。予讃線と牟岐線を中心に、利用者が少ない一部の列車の運転を取りやめる。運転士が確保しにくくなっていることも影響している。運行本数の削減が続いているが、同社は「輸送力は十分に確保できている」と説明する。
来春のダイヤ改正で増やすのは計9本で、沿線住民の利用促進を目指す牟岐線の徳島―阿南駅間などが対象。その一方で、利用状況が厳しい予讃線の松山―伊予北条駅の一部の列車など計25本の運転をやめる。
JR東海やJR西日本なども同日、来春のダイヤ改正を発表。新幹線「のぞみ」のダイヤ見直しで、松山駅を午前9時~午後4時台に出発する特急「しおかぜ」について、岡山駅でのぞみへの接続が改善される。所要時間は松山―新大阪駅で平均7分、松山―東京駅で同12分短くなる。