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地方百貨店 逆風どう克服 金沢名鉄丸越百貨店 石川仁志社長
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地方百貨店の逆風が続いている。他業態との競合激化で衣料品販売が伸び悩み、来年10月には消費増税が控えているからだ。一方で、訪日外国人(インバウンド)が新たな客層として存在感を高めている。百貨店「めいてつ・エムザ」(金沢市)を運営する金沢名鉄丸越百貨店の石川仁志社長に、消費の現状と今後の戦略を聞いた。
――主力の婦人衣料の販売はいかがですか。
「昨年の下期からはようやく底入れの兆しが出てきたが、本...