新ITスキル標準が改定、IoTとアジャイルを追加
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2018年4月9日、IT人材のスキルを整理した「ITSS+」を改定し、「IoTソリューション領域」と「アジャイル領域」の2領域を追加すると発表した。
ITSS+は、最新技術の動向を踏まえてIPAが17年度から策定しているITスキル標準。17年4月に「セキュリティ領域」「データサイエンス領域」の2つを策定している。今回2領域を加えたことで4領域になった。
IPAが元々策定していた「ITスキル標準(ITSS)」は、企業の基幹系システムを想定したIT人材の分類やスキルの定義になっている。IPAは、ITSSを補完する形で4領域に増えたITSS+の利活用を促していく考えだ。
(日経 xTECH/日経コンピュータ 玄忠雄)
[日経 xTECH 2018年4月9日掲載]