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真夜中のおやつ 山本貴光
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お腹が空いた……。
なにか食べればよいのだけれど、時計は午前2時を指している。こんな時間にご飯を食べるのもなんだし、さりとてコーヒーばかり飲むのも味気ない。仕事机に常備しているラムネもチョコもあいにく空っぽ。むむう。書きかけの原稿はまだ終わりが見えず、あと2時間くらいはかかりそう(私は見積もりが甘いから、実際はさらに+1時間と見るべし)。どうすべきか。
そうだ、リンゴがあった。あれを囓(かじ)ろ...
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