シャープ最終赤字2000億円 16年3月期、在庫評価で拡大も
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経営再建中のシャープの2016年3月期の連結最終損益は2000億円規模の赤字(前期は2223億円の赤字)になる見通しだ。主力の液晶パネル事業の収益が悪化したうえ、生産設備の減損処理などの特別損失がかさむ。同社買収で大筋合意している台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は在庫評価損の追加計上を求めており、赤字がさらに増える可能性がある。
シャープは今期の最終損益予想を公表していない。15年4~12月期は1...
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