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バター内外価格差4倍 海外13年ぶり安値、国内は高値
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バターの国内価格が29年ぶりの高値を付ける中、乳製品の国際相場が13年ぶりの安値に落ち込んだ。中国など新興国で需要が鈍化したためだ。バターの国際相場は国内の4分の1と内外価格差が拡大している。政府は1万トンの緊急輸入を決めたが高値は収まらない。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉妥結に向け、割安な海外産受け入れについて改めて論議を呼びそうだ。
乳製品価格の国際指標であるGDT(国際乳製品貿易)価格...