全国の消防職員 双葉に195人派遣 消防庁、段階的に
総務省消防庁は24日までに、福島県の双葉消防本部に全国から消防職員を応援派遣することを決めた。4月1日から半年間、全国から延べ195人の消防職員を段階的に派遣する。
同本部は東京電力福島第1原子力発電所周辺の8町村を管轄しており、放射線量が比較的高い地域を担当していることから、消防職員の負担軽減に配慮する。
同庁によると、双葉消防本部は震災前に125人の職員が在籍していたが福島第1原発の事故後、退職者が相次ぎ、今年3月末には103人にまで減少する見通しだ。