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地震解析]日向灘周辺での最大の地震は1968年4月の日向灘地震M7.5。この地震を境にそれ以前では右上がり傾向、以降では右下がり傾向。底値の包絡線は右下がり傾向が続いていたが、2023年11月にこれまでの最小値M1.5を記録、底値の包絡線は右下がり傾向が続いていたが、2023年11月にこれまでの最小値M1.5を記録、底値は以降で急上昇。今年8月のM7.1に至る。
下図は近年の抜粋で、2023年11月の最小値M1.5以降、今年3月の
宮崎県北部平野部での群発地震、同4月以降の底値の包絡線の急上昇が発生。ピークの包絡線も近年は右上がり傾向で、上図のように1998年12月のM5.7以降のピーク包絡線上で今回のM7.1が発生。
今回の地震は震源深さ30kmであり、規模の割に余震が少ない。
[11/8更新]グラフ更新・見直し。2023年の最小値M1.5以降、底値の急激な右上がり傾向は継続しているため、依然、M6越えの地震の可能性が高い状態が続いている一方、今年8月のM7.1以降の余震活動は目立たず、当面、最大でもM5.4前後で収まりそう。将来的には浅い震源で更に規模の南海トラフ等の更に大きな地震の可能性あり。 (
地震解析 地震予測 九州 宮崎 南海トラフ)
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